PC-98 キーボード 後期最終型
LastUpdate 2002/10/18
- キーボード分解
- 9821系に付属していた、Winキー付いた後期型
この型のモデルナンバーは CMP-6D0Y7、CMP-6D1Y7 を確認している
- 後期 最終型 CMP-6D0Y7
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写真ではそう見えないが、両サイドは突きだしているのではなく手前に行くに従って徐々にすぼまり、
前面がわずかに手前に突き出している → 拡大 jpg 15KB
左の写真はカールケーブルのモデル
余談だが、一部のタワー型98ではL型コネクタが本体に干渉して使用できない
ボディはキートップに反して緩やかな凸型を描く
左上にカナ/CAPSロックを示す南京錠の様なアイコン
縦に長い穴には裏面からLEDの光を伝えるクリアパーツがはまる
右上に印刷された新しいNECのロゴ
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キートップをはずしたところ
AT互換機を意識した補助印字も見える
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ライトグレーのキートップとグレーの軸パーツ
裏返したキートップは、写真の上下が実際の上下に対応する
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キートップと軸パーツを組み合わせたところ
STOPキーのみ若干構造の異なる白い軸パーツと強いコイルスプリングを使っており、
スペースバーには軽めのコイルスプリングが入っている
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メインパネルからキーパネルをはずして撮影
ラバードームが付いた下向き配線シート、絶縁ポリシート、下向き配線シートの
3枚は1点で接合され、黒い絶縁不織布シートを挟んで金属板の上に配置されている
→ ラバードーム拡大 jpg 36KB
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全てのキーを取り外したキーパネル つや消し仕上げ
リターン、スペース、左シフトにはサイズをカバーするための針金パーツが付く
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20箇所のネジ止めが印象的なメインパネルの裏面
メインパネルは 金属板、布シート、メンブレンシート、キーパネルの順に
4つのパーツが重なったスイッチ部分と、制御回路基板で構成される
制御基板には、ミネベアのロゴとNECのIC
→ ロゴ部分拡大 jpg 44KB
- CMP-6D0Y7、CMP-6D1Y7の違い
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かなり様子の変わったCMP-6D1Y7について、それまでのモデルと比較して気付いた点など
・ケーブル
カールケーブルではなく、ストレートケーブルになっている
・キートップの材質、表面仕上げ
それまではキメが細かくサラッとしたツヤ消しだったのに対し、CMP-6D1Y7はキメの粗い
凹凸のあるザラっとした表面仕上げで、おそらくボディ表面と同じ
・キートップの文字
これ以前のモデルではキートップに触っても文字を意識することはなかったが、
CMP-6D1Y7に限っては触ってみると文字が盛り上がっているのがはっきり分かる
・モデルナンバーの表示方法
シールではなくキートップと同じ、おそらくレーザー印字
・キーパネルの材質
CMP-6D1Y7では、ツヤ消し仕上げではなくなっている
以前と比べると、こちらの方がやや剛性が高い
*
勝手に作ったコトバ
・メインパネル:ボディから取り外した本体 基板、キー、シートを含む
・キーパネル:キーと軸パーツがはまっているプラスチックのボード
更新履歴
2002/10/18 モデルナンバーに関する加筆修正
2002/10/17 公開
以下、余白
End.